昨日「自然派・オーガニックコスメ入門」の記事を書きまして、その時に「また次の時に」と先延ばししていたので今日もその続きです。



今日はさらに掘り下げて、ちょっと難しく感じるかもしれない話です。



でもオーガニックコスメに限らず、自分に合うものを見極めていきたい方にとっては知っておいて損はないことですので、興味がありましたら最後までどうぞ☆

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オーガニックコスメの原料・成分は?





オーガニック化粧品だからといってその入っている全成分がオーガニックではないと前回書きましたね。

できるかぎり化学合成成分を使わないのがオーガニックコスメの定義。


実は日本にはまだオーガニックコスメのきちんとした定義がありません。

そういうこともあって、オーガニック化粧品は全成分のほんの0.1%(1滴だけとか)でも含まれていればオーガニックと表記していいんです。

これが今の現状。



と、いうことは…
0.1%だけオーガニックの原料で他は化学合成成分でできた化粧品だってオーガニック化粧品!!

そもそもオーガニックだとされているその成分も厳密にはオーガニックとは言えない農薬使用の原料を使っていたという、ちょっと悪質な会社もあるのが実情です。

「え~~!ビックリ…」

ちょっとショックですよね…  でも悪質な商品はほんのごく一部です。






オーガニック化粧品といえど原料価格の都合上、オーガニック原料をメインに製造することは難しいです。

オーガニック以外にも植物由来の成分を使っています。またどんなに良いメーカーさんでも品質保持のためやむなく化学合成成分を使わざるを得ない。

これがオーガニックコスメです。




ちなみに、これもよく聞かれるのですが

「無添加、天然由来、自然派、オーガニック、、、違いは何?」

どれも良さそうだけど何が違うのか混乱しますね。


無添加
これは化学合成成分が一切入っていないように感じる表現ですが、実は違います。

この無添加は旧厚生省が指定した”アレルギー反応を起こす危険性のある化学成分を抜いた”という意味で、それ以外の化学合成成分は含まれている可能性が高い。

あら、ま…想像と違ってたって方多いのでは?


天然由来、自然派
これも成分の一部に”天然植物由来の成分”が入っている化粧品ということで、他に化学合成成分が含まれている場合が多い。

また、その割合もメーカーによって差がある。










化粧品の成分の、その内訳を知るのが商品にかいてある「成分表示」です。

ここには商品に含まれているすべての成分を載せなくてはならない決まりがあります。

成分は多く含まれている順に書く決まりがあります。


また成分の名称にも決まりがあって、これが植物からとれた成分なのか、化学合成成分なのか見極めるのは難しい。

私もメーカーさんから聞いて「ほ~~、この難しい成分があの有名な植物由来とは!」と初めて知るものです。

一つ例に挙げれば、パルミチン酸アスコルビルという成分はヤシやトウモロコシから採れるビタミンC誘導体だなんてパッと見てわかりませんよね~…

ツバキ種子油のような表記で椿から採れたんだな~ってわかりやすいものもあります。






さらにこれは余談ですが、

化粧品の広告などを見ていて「もっと何に効くのかわかりやすくしてほしいわ」と思ったことないですが?

例えばこの化粧品はシワに効きます、とか、乾燥肌を改善しますとか、こういった表現は「薬事法」に触れてしまうので伝え方が柔らかい表現になるんです。

「お肌にハリを与える」とか「肌のキメを整える」など。でもこれでも十分化粧品の役割は伝わりますね☆

詳しく表現を知りたい方は化粧品の広告における薬事法をご覧ください。







話を戻して、

成分表示でもパッと見てどれだけ自然由来成分が入っていて、化学合成成分も全部が悪いわけではないですから、その化学合成成分もどんなものでお肌に影響が少ないものかそうでないかの判断はつきませんよね。


そうなるとさらに「何を選んでいいかわからない」「今自分が使っているオーガニック化粧品も疑ってしまう」ということになっちゃいますよね~。


そこでオーガニックコスメを選ぶときの基準の一つになるのが「世界のオーガニック認証機関認定のオーガニック商品」かどうか。


世界のオーガニック認定基準、機関 


日本には基準がなく認定機関もありませんが、海外にはそういった機関があります。
国自体が認定機関を設けているところもあれば、民間によって運営されている機関もあります。

機関によって基準はそれぞれですが、どれもオーガニック認定への厳しい審査がありそれをクリアしたものだけがオーガニック認定されるんです。




例えば、

MB正規取扱

サロン取り扱いのミッシェルビオ。

こちらは国産オーガニックコスメですが、日本に認定機関がないためドイツの「BDIH(ドイツ化粧品医薬品商工業企業連盟)」を認定を受けています。

BDIHは世界19のメーカーが集まって自然化粧品のガイドラインを作り、一定のルールを作りオーガニックコスメであるということをわかりやすく証明するための認定機関です。



さらに、
SN正規取扱

セイクリッドネイチャー

こちらはフランスの国際有機認定機関「eco cert(エコサート)」の認定をうけたイタリア発のオーガニックコスメです。

エコサートはオーガニック認証団体の世界基準とも言われ認知度も高い機関です。

検査員は農業と食品科学分野のエキスパートが集まっており厳しい審査をクリアしないと認定されません。

また一度認定されても認定を継続するには年に一度認定審査を続けなければならない、世界トップレベルの認定機関です。







ただ、オーガニック認証されていないブランドはダメかというとそうではなく、認証をとっていなくても素晴らしいオーガニック商品はたくさんあります。

自社で厳しい基準を設けて、また使用する自然成分を自社畑や契約農家からのもののみ、それにも厳しい検査を繰り返していたりと認定機関に劣らない素敵な商品を作っている企業もたくさんあります。

ですから、
あくまでも皆さんのオーガニック化粧品を選ぶ時の一つの基準として、どうしてもよくわからない、迷ってしまったときの判断基準にする考えでいてくださいね。









最後に

オーガニックやナチュラル系コスメを意識される方はケミカル系の成分を嫌う傾向にあります。


確かにケミカル系はお肌の油分や角質まで取り去ってしまうといったデメリットもあります。

ただ、ナチュラル系のクレンジングは汚れを一気に落とす力は弱いため、もししっかりメイクをしていてのナチュラルクレンジングをするのであれば、じ~っくり時間をかけて丁寧に落とす必要があります。

でないとメイク残りでかえってお肌を老化させてしまう場合がありますよ~!これがナチュラル系コスメのデメリットでもあるでしょう。


化学合成成分が使用されているから絶対良くない!のではありません。
成分構成でいえば植物よりもシンプルな構成で実は刺激が少なかったり、お肌への負担ができる限り少ないように作られているものもあります。

ナチュラルコスメでも含まれる防腐剤は化粧品の腐敗を防ぎ品質を長く保つ働きがあります。もし、防腐剤不使用・防腐効果としては弱い成分のみの化粧品の管理が悪く品質の落ちた化粧品を使っていたら…?それこそお肌に良くない物を塗り続けていることになり肌トラブルに直結しますよね!


ケミカル系もナチュラル系も、いいところ・難点なところはあるんです。






以上のことから、一つのケースで私がお肌のお手入れ法を提案するとしたら、
「しっかりメイクさんで、汚れはきれいに落としたい(でも忙しいのでできれば短時間で)、でもナチュラル系の基礎化粧品使いたい」そんな方には

夜のクレンジングはちょっとケミカルよりのクレンジングできちんと落とし、ほかの基礎化粧品をナチュラルコスメにする、朝の洗顔は夜と同じではなくマイルドに汚れを落とすナチュラル系にする。

化粧品を上手に使い分けていくのが一番美肌をキープするコツ☆なんですよ~!





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Bloom garden ~温香セラピー~

大分県別府市光町
0977-23-8891
不定休 10:00~19:00 (19時から130分コースまで)

アロマボディトリートメント、ホットストーンセラピー、フェイシャルエステなど。

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